ISM製造業指数とドル円

ISM製造業景況指数は、米国の景気転換の先行指標となりうるもので、
米国の製造業にとっては最重要指標の一つとなっています。

このISM製造業景況指数は、米国の製造業300社以上の購買担当役員の方に
アンケート調査を実施して作成されているものとなっており、
この製造業景況指数が50を上回ると景気拡大と判断され、
50を下回ると景気が後退していると判断されるものです。

調査項目は、
・新規受注
・生産
・雇用
・入荷遅延
・在庫
・価格
・受注残
・新規輸出受注
・輸入
の9項目で前月と比較して良いか悪いか変わらずかの3択調査し指数化します。

またISM指数は米国での主要な経済指標の中で、月のもっとも早い段階で発表されるので、
市場の注目度が非常に高くなっています。

このISM製造業指数は、この後に発表されるISM非製造業景況指数にも
連動してくる指標となります。さらにこの他の経済指標の予測にも
連動してくる指標となっていますので、今後の指標の予想にも反映されることになります。

このISM製造業指数の結果が良いと米国の景気が良いと判断されますので、
ドル円についてはドルが買われることになりますので上昇していきます。
FRBが利上げするかしないかの判断にも使えますので注目を集めます。
この指標の結果が50を下回った際にはFRBは利上げをしていません。

ISM製造業指数の推移。リーマンショック後の2008年12月に33.1まで大きく落ち込みましたが、その後の米国の金融緩和やドル安政策、GM再生により順調に戻ってきていますが、2012年の6月~8月の3ヶ月間は50を下回り推移、その後QE3によりなんとか底堅く推移している状況です。

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